2007-01-01から1年間の記事一覧

いちばんいい映画は ネクスト・ワン

「顧客満足というのは、ただ単に一人一人の顧客のニーズに満足を与えるというだけでなく、チャップリンが「いちばんいい映画は何か」と問われて、「ネクスト・ワン(次の作品だ)」と答えた」ように、次への期待を持たせることが原点にある。」 村田昭治・慶…

愛多き者すなわち

「愛多き者即ち法立たず」 韓非子『韓非子』歩こう明日は!varvert イ…希望小売価格¥20,790販売価格¥5,775

「商人」は

「「商人」は「笑人」に徹する。「商売」は「笑売」。」 「村田昭治の『後継者』指南」『プレジデント』 1996年3月号書棚のスキマもこれがありゃぁ…なぁ…らくらくすき間クリ…希望小売価格¥3,150販売価格¥2,604

お客は、欠陥ばかり見るもんですわ

「旅館のような商売は家業としてやれば長期的にはうまくいくと思ったんです。局面で損益を見るような企業の考え方を採らずに、どうしたらお客さんが喜んでくれるかだけを考えてひたすらやる。それが家業だと思いました(中略)おかしな話やけどね、旅館の主…

青年は希望の幻影を持ち、

「青年は希望の幻影を持ち、老人は想起の幻影を持っている。」 セーレン・キェルケゴールしこたま呑みました

アーセナルでの考え方

「補強に大金を注ぎ込むことを恐れている訳では決してない。チームに是が非でも必要だと思うような選手がいれば、もちろん獲得に動く。ただし、『スーパースターは獲得するのではなく、育てるもの』というのが、アーセナルでの考え方だ。」 アーセン・ベンゲ…

愛我那勢命 爲如此者 汝國之人草

愛我那勢命 爲如此者 汝國之人草 一日絞殺千頭 爾 伊邪那岐命 詔 愛我那邇妹命 汝爲然者 吾一日立千五百産 是以 一日必千人死 一日必千五百人生也うつくしき あが なせの みこと かく したまはば みましの くに の ひとぐさは ひとひ に ちかしら くびりころ…

朝に死に夕に生きるならひ

「朝に死し、夕に生るゝ ならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、何方より來りて、何方へか去る。また知らず、假の宿り、誰がために心をなやまし、何によりてか、目を悦ばしむる。その主人と住家と、無常を爭ふさま、いはば、朝顔の露に異…

無関心こそ疑うより はるかに 忌々しい行為

「―いや 人は疑うべきだよ―!? ―多くの人は誤解しているけれど人を疑うとはつまりその人間を知ろうとする行為なんだ。『信じる』その行為は紛れもなく高尚な事だ……しかしね 多くの人間が『信じる』の名の下にやってる行為は実は他人を知る事の放棄 それは決…

「馴染む」がまさにアイデンティファイ

「…本来の日本語の中にアイデンティフィケーションにぴったりの語が存在していた…同一化とか同一視は日本語として馴染みにくい、とのべたが、この「馴染む」がまさにアイデンティファイにぴったりなのである。「馴染む」だけでなく「馴付く」もここに加えて…

あたかもうそつきなるかの如く

「…一般史学者のこれに対する態度が、なほ過當に冷淡であつて、所謂齋東野人の語を以て視るばかりか、時としては単純なる地方人を、あたかもうそつきなるかの如く取扱ふが故に、彼等がいよいよ其確信に固執するの結果となり、彼等と共に静かに傳説の歴史とし…

書いた物の勢力

「書いた物の勢力が今日より小さかつた時代には、民間の話は縁起や紀行を離れて又変化する。暫らくして再び来て見れば、面白い位に外形が改まつて居る。」 柳田國男「比丘尼石の話」『妖怪談義』『定本柳田國男集第四巻』筑摩書房 s38 p.265 使ってみたいウ…

よその民族よりも遥かに

「…唯日本の國民が、よその民族よりも遥かに立ちまさって、帝王巡國の傳説を信じやすい習性を具へて居た事實…」 柳田國男「史料としての傳説」『妖怪談義』『定本柳田國男集第四巻』筑摩書房 s38 p.192

盲信せず、自分の現象を検し

「ただ我々は外国の学者に盲信せず、自分の現象を検し、自分の疑惑を釋くことを心掛ける必要を認めるのみである。」 柳田國男「盆過ぎメドチ談」『妖怪談義』『定本柳田國男集第四巻』筑摩書房 s38 p.352

名前までが変幻出没して

「…化け物は名前までが変幻出没して居たのである。」 柳田國男「妖怪談義」『妖怪談義』『定本柳田國男集第四巻』筑摩書房 s38 p.304

かういう風に後ろ髪を引く

「妖怪はつまり古い信仰の名残で、人がその次の信仰へ移つて行かうとする際に、出て来てかういう風に後ろ髪を引くのである。」 柳田國男「盆過ぎメドチ談」『妖怪談義』『定本柳田國男集第四巻』筑摩書房 s38 p.352

絶望という名の……

「絶望という名のアイルランドの巨人……」 トマス・カーライル『ダウニング街』

一八六七年。

「一八六七年。それはカール・マルクスの『資本論』第一巻が出版された年。また、それはヘンリー・モーズリーの『精神の生理学と病理学』が出版された年。しかし、この一八六七年は何といっても、ケルト問題を解明しようとしている我々にとっては、まずマシュ…

とびっきり「ケルト」でナンセンスな

「アーノルドは我々にとびっきり「ケルト」でナンセンスな本を与えてくれた。」 ウィンダム・ルイス『ライオンと狐』マシュー・アーノルド『ケルト文学の研究』について

言葉はそれを使用する者の地に立つて

「言葉はそれを使用する者の地に立つて考へて見なければ、少なくともその起こりを知ることは出来ない。」 柳田國男『妖怪談義』『定本柳田國男集』 第四巻 筑摩書房 s38 p.316

眼に見えぬ記録の数十頁を

「…直ちに標準語のお化け又は化け物に引直すことは即ち又常民信仰史の眼に見えぬ記録の数十頁を、読まずに飛ばしてしまふやうな不安がある。方言は早晩消滅すべきものであらうが、残つて居るうちは観察しなければならぬ。さうしてその意義を尋ねるのが学問だ…

読むことは慎み深く洗練された知的な

「読むことは、さしあたり、書くことの後に来る行為である。それは、より慎み深く、より洗練された、より知的な行為なのである。」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「汚辱の世界史」初版 序『砂の本』1995 p.149

その夢想がどこまでも分岐しつづけ

「今いそがしく口述を終えたばかりのこのノートが、この一巻の終わりならぬよう、また、今これを閉ざす人々の、好意にみちた想像力のなかで、その夢想がどこまでも分岐しつづけることを願ってやまない。」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『砂の本』「あとがき」集英…

政治的暗殺を是認することができない

「ジョン・フェルトン、シャルロット・コルディ、リベラ・インダルテの意見(「ロサスを殺すのは聖なる行為だ」)や、ウルグワイ国歌(「暴君あらば、われにブルータスの剣あり」)にもかかわらず、わたしは政治的暗殺を是認することができない。」 ホルヘ・ル…

夢なんてあんまり安全なものじゃないわね

「夢なんて、身近にもっていると、あんまり安全なものじゃないわね…」 ウィリアム・フォークナー(瀧口直太郎訳)「クマツヅラの匂い」『フォークナー短編集』新潮文庫 s30 p.193

That Evening sun

That Evening sun「あの夕陽」ウィリアム・フォークナー1931"I have to see that evening sun go down." 「私はあの夕陽が沈むのを見るのがきらい」 という、セント・ルイス・ブルースの一節から採用雑誌発表時は、That Evening Sun Go Downという題名

彼らが取捨は如何にも無法

「従来の史家は揃ひも揃つて、傳説のほんの一小部分を史実としてそのまま採録し、他の大部分はまるまる排除した。発生成長の順序、及びこれを伝承する者の立場、土地との関係等から考へて、傳説にはその様な顕著なる類の差別はないので、彼らが取捨は如何に…

ビールを飲まなければならなくなった神も

「…自分の聖なる社を没収された神々のうちには、わがドイツで木こりとして日雇い労働をし、ネクターの代りにビールを飲まなければならなくなった神もある。」 ハインリヒ・ハイネ『流刑の神々』1980 p.128

やっぱり人間

VHSの規格統一の物語 業務部長として240人の部下と「協力会社」とともに作り上げたVHS 主人公静男が直訴した松下幸之助が、静男に送った言葉 「…やっぱり人間だねえ…」

「はい」という肯定の言葉が積み上がる

「…「YES」が連続して取れる簡単な質問からしていくと、必然的に「はい」という肯定の言葉が積み上がることになります。そして肯定の言葉が積み重なると、人は心理的に次の言葉も拒否しにくくなり、自然と契約に結び付きやすくなるのです。」 北原千園実『電…