2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「文学、それは絵である。つまり、一種の絵であり鏡である。情熱の表現であり、きわめて鋭い批評であり、道徳に対する教訓であり、同時にまた人生の記録である。」ドストエフスキー
「分裂病という近代建築は、一見いかにも巨大であるが、よく見れば土台はきわめて弱い。……分裂病概念そのものが、近代精神医学の咲かしたきわめて巨大な徒花であったともいい得るのだ。」森山公夫『現代精神医学解体の論理』
「狂気は、生ずるべくして生じたのだ、叡智によって排除されるために……」ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー
「われわれは、それを犯罪だから非難するのではなくて、われわれがそれを非難するから犯罪なのである」 エミール・デュルケーム
「語の意味とは、言語内におけるその使用である」 ヴィトゲンシュタイン
It appears that philosophy either has to give up its own constitutive claim to rigor in order to come to terms with the figurality of its language or that it has to free itself from figuration altogether.(哲学は、自らの言語の比喩性と折り…
All philosophy is condemned, to the extent that it is dependent on figuration, to be literary.... (哲学はどれも、その企てが比喩表現に依存している限り、文学たることを免れ得ない) de Man, 1996, p.50
「たとえデカルトの省察の動機をまさに徹底的に展開するために、かえってデカルト哲学の周知の学説内容をほとんどすべて放棄せざるをえなくなっているとしても、われわれは超越論的現象学を、一種の新デカルト主義(Neu-Cartesianismus)と呼んでさしつかえな…
「超越論的とは何を意味しているか。フッサールのこの用語の直接の先駆者は言うまでもなくカントである。カントにとって超越論的とは、まず何よりもその批判哲学の基本的態度を表すものであった。すなわち、さまざまな対象についての認識が諸学がこととする…
「体験された内容ないしは意識された内容と体験それ自身との間には何の相違もありはしない。たとえば感覚されたものは感覚にほかならない。(…)体験が体験それ自身とは区別されるべき対象に〈関係する〉とすれば、この対象は、今ここで確定されようとしてい…
「サミュエル・ウェーバーは彼の同世代の人々のなかでは、ドイツ、フランス、アメリカにおける現代の文学理論やその先行者の諸著作について等しく精通し、じかに学んできた、おそらく唯一の人物である。精神分析への彼の理論的関心が寄与している視点からは…
「人類学者はそこにすみこんで観察することはできるが、そこで生きることはできない。もしできたとしても、そのとき彼は人類学者ではない。…それは単純な錯覚にもとづいているのであって、たとえば狂気の思考の「独創性」にのみ注意をむけて、その「世界」の…
Jacques Derrida - Fear of Writing
The TygerTyger! Tyger! burning bright, In the forests of the night, What immortal hand or eye Could frame thy fearful symmetry? In what distant deeps or skies Burnt the fire of thine eyes? On what wings dare he aspire? What the hand dare s…
Slavoj Zizek
Martin Heidegger Critiques Karl Marx - 1969
「無意識のある程度まで表面的な層は疑いなく個人的である。われわれはそれを個人的無意識と名づける。しかしこれはさらに深い層に根ざしており、この層はもはや個人的に経験され獲得されたものではなく、生得的なものである。このより深い層がいわゆる集合…
Jacques Derrida On Love and Being
Jacques Derrida - Deconstruction And The 'Eccentric Circle'
「われわれに見えるもの、見えていると思うもの、すべてみな、夢のまた夢にすぎないのでしょうか。」 エドガー・アラン・ポー「夢のまた夢」
Freud
「一人きりではおれないという、この大きな不幸」 ラ・ブリュイエール(ポオ「群集の人」に引用)
Zizek on Philosophy & Late Capitalism