2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「成長しようとしてうずく筋肉、単なる必要を乗り越えて何かを創り出そうとうずく精神─これが人間なのだ。」J.スタインベック 『二十日鼠と人間』自分の中からの「うずき」聞こえなくなったら、そのときからおしまいに向かってるということ。
「人生は、美しい人は若くして死ぬべきだし、そうでない人はできるだけ永生きすべきであろう。ところが九十五パーセントまでの人間はその役割をまちがえる。美人が八十何歳まで生きてしまったり、醜男が二十二歳で死んだりする。まことに人生はままならない…
「軽蔑というものは、馬鹿ていねいな言葉のうちに、いつも巧みに隠されている。」スタンダール 『赤と黒』人を見下すこと、バカにすること、蔑むこと
「明日何をすべきかを知らない人間は不幸である。」ゴーリキー 「フォーマ・ゴルデーエフ」では、わたしは不幸である
「この世は考える人達にとっては喜劇であり、感じる人にとっては悲劇である。」H.ウォルポール 「書簡集」と、すれば、明日からは悲劇が始まるわけだ!
「ロバート、本当のことを話してるわね?なぜそんなことを?なぜ答えないの?ロバートあなたの人生に何が…秘密の恥ずべきことがありますの?今すぐ話して。君の知らないことは一つもないよ。信じてたわ。そう、ずっと。」オリヴァー・パーカー監督 『理想の…
「知之爲知之、不知爲不知、是知也」これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。『論語』
「'79年の4月から11月まで丸8ヶ月がレコーディングに費やされたアルバム『ザ・ウォール』に僕がとりわけ感心したのはこの点だ。と同時に、これはくりかえし聞いていけば、理屈抜きでわかることだが、校庭で遊ぶ生徒の声、母と子の会話、小鳥の鳴き声、電話、…
「公共の幸福のために商売しているというふりをする人々が幸福を大いに増進させたなどという話を聞いたことがない。」アダム・スミス 『諸国民の富』耳がいたい人も多いはずだ。
「ラディカルであるとは、事柄を根本において把握することである。だが、人間にとっての根本は、人間自身である。」カール・マルクス 『ユダヤ人間問題によせて・ヘーゲル法哲学批判序説』
「模倣、卑しき模倣、これ国民の、もっとも悲しむべき徴候なり。」北村透谷 「国民と思想」
"Come on you target for faraway laughter, come on you stranger, you legend, you martyr, and shine!"Pink Floyd, Shine On You Crazy Diamond
「信州の多くの古人が、単にささやかなるその各自の生活のみならず、更に其性情と文藻との一端をさへ携へて、新たに現代の中へ遊びに来てくれたことは、血を引き縁に繋がる者の大いなる喜悦であらうと思ふ。「昔」は斯くの如くにして我々の、垣根も無い隣に…
「文は正なり、武は奇なり。 武の内にも兵事は猶ほ以て凶器末徳にまぎれあらざれども、已むを得ずしてこれを用ゆ。 之を用ふるにも正あり奇あり、内謀あり外佐あり。 五事七計の校は、正なり、内謀なり。 権詭の勢は、奇なり、外佐なり。 直に奇権を以て正…
「将、吾が計を聴きて之を用ひば必ず勝たん、之に留まらん。 将、吾が計を聴かずして之を用ひば必ず敗れん、之を去らん。 計に利あらば以て聴せ、乃ち之が勢を為し、以て其の外を佐けよ。 勢は利に因りて権を制するなり。 兵は詭道なり。 「孫子 始計篇」 …
「古之所謂善戦者、勝於易勝者也故善戦者之勝也、無智名、無勇功故其戦 勝不※不※者、其所措必勝勝已敗者也」(※=弋の下に心) 「孫子 軍形篇」 本当の戦巧者は、勝てる条件を整えておいてから自然に勝つ。だから、その智謀は目立たず、勇敢さが称えられる…
「動物は直接的にその生命活動とひとつであるが、人間は自分の生命活動そのものを自分の意欲や意識の対象にし、そのことによって自由である。それは、人間が類的存在であり、自己に対して自由な存在として振る舞えるからである。」カール・マルクス 『経哲草…
「宗教はホタルのようなもので、光るためには暗闇を必要とする。」ショウペンハウエル 「断片」
「庭に来年の花の木を栽ゑようとして、土を掘かへして見ると色々の土器の破片が出てくる。この中には数千年も前に、貝を主食として居た人の造つたものも有るといふが、ただの茶碗や擂鉢見たやうなかけらでも、どうしてこんな所に落ち散つて居たのか、理由の…
「北原白秋の遺作集の中には、この花の盛りを見に来た歌が、十数首も載せられて居るが、私が訪ねて行つた時にはまだ冬木で、ただ物静かな山ふところといふに過ぎなかつた。「昔」はこういふ処に埋没したままで、つひに発掘せられずにしまふものも多いことで…
「…真似には二つの種類が有る。知らず識らずに似て行く分は、感化即ち敬服であるが、知りつつする真似は毎に失礼に当る。即ち相手の思はくには構はず、自分ばかりか、他人にも笑はせようとする時に行なふのである。殊に古人は暇多く真似が上手で、真似て見た…
「まるで人柄が変わったように。気ばかり焦って、私は夫婦とも稼ぎで気楽に働いて、三人楽しく日を過ごすことができれば。そればかりを願っているのです。」妻宮木の台詞溝口健二『雨月物語』より戦は人まで変えてしまう
「「兄弟たちよ」、私はいった、「十万もの危険を潜り抜けて西へ来た兄弟たちよ、われわれの五官の働きが目覚めているのも残りわずかとなったが、日の沈むかなたの、無人の地で生きることを拒み給うな。諸君の高貴なる生れのことを考えてみ給え。諸君は獣の…