2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ロバート・スコールズ

「われわれは、白紙として一からやり直すことなどできない。」 ロバート・スコールズ『読みのプロトコル』

ホルヘ・ルイス・ボルヘス

「「人間はおのれの生の主人であり、また、おのれの死の主人にもなります」「それはなにかの引用ですか?」「たしかに。もはや、われわれには引用しかないのです。言語とは、引用のシステムにほかなりません。」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『砂の本』(篠田一…

ゲーテ

「各々の人々は、心をひかれるもの、楽しみなもの、有用と思うものに、関わりあう自由をつねにもつべきだ。しかし、人たるものの本来の研究の対象は人間である」 ゲーテ『親和力』

兵法は平法なり、 

「兵法は平法なり、 男子為る者、 平法を知らずして あるべからず」飯篠長威斎家直 天真正伝香取神道流目録巻頭書

ロバート・ルイス・スティーヴンソン

「一言付け加えておかねばならない。これは英雄的な一個人の話であるとともに、ある英雄的な一国民の話だということを見損じないでほしいと願うからである。吉田のことを脳裏に刻み込むだけでは十分ではない。あの平侍のことも、日下部のことも、また、熱心…

フランシスL.ホークス

「この事件は、厳しい国法を犯し、知識をふやすために生命まで賭そうとした二人の教養ある日本人の激しい知識欲を示すものとして、興味深いことであった。日本人は確かに探究好きな国民で、道徳的・知的能力を増大させる機会は、これを進んで迎えたものであ…

吉田松陰

「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」 吉田松陰クリック下さいな♪ ブログランキングドットネット

吉村寅太郎

「吉野山 風に乱るる もみじ葉は 我が打つ太刀の 血煙りと見よ」 吉村寅太郎…お願いします♪ ブログランキングドットネット

シュライヒャー

「言語は自然の有機体であります。人間の意志によって規定されることもなく生じ、一定の法則にしたがって成長し、発展し、また老いて死んでゆくものです。言語にもまた、普通[生命]の名前で理解されている、あの一連の現象があるのです。ですから言語学は…

J. ニーダム

「アリストテレスが最初に気付いた対立概念、前生説と後成説は発生学の歴史そのものである」 J. ニーダム…お願いします♪ ブログランキングドットネット

オウグスト・ワイズマン

「決定因子を見ることが出来、生殖細胞質内でのそれらの配置と個体発生における重要性を直接知ることが出来るとしたら、間違いなく我々は個体発生で生起する現象の多くと、そうでもなければ謎に終わるしかない系統発生との関係を理解できるはずである」 オウ…

小林秀雄

「モーツァルトを聞いた後、ハイドンを聞くと、個性の相違というものを感ずるより…(中略)…外的な虚飾を平気で楽しんでいる空虚な人の好さと言ったものを感ずる。…(中略)…モーツァルトの音楽にはハイドンの繊細ささえ外的に聞こえる程の驚くべき繊細さが…

二人ほど性格の違う二人の人間

「この二人ほど性格の違う二人の人間を想像することはむずかしい。モーツァルトは驚くほど早く発展していった。一方、ハイドンの進歩は信じられないほど遅かった。事実、ハイドンは三六歳(モーツァルトはこの年齢で死んだ)の時には、まだほとんど重要な作…

萩尾望都

「たとえ、エルグと私のせいで…大きな災いが来るとしても、わたしは行動すること生きることをやめるわけにはいかない。一族の存続のためのいけにえにはなれない。だから、あなたは全力でわたしを殺しに来ていいわ」 萩尾望都『スター・レッド』

福田恒存

「近代の批評家も役者も観客も、シェークスピアの中に近代的な自己を感情移入しすぎて、その性格を深刻、複雑なものに祀りあげてしまった嫌いがある・・・・シャイロックは誰にも解りやすい単純な悪役である」 福田恒存

福田恒存

「私たちの社会生活が複雑になればなるほど、私たちは自分で自分の役を選びとることができない。また、それを最後まで演じきって、 去って行くこともできない。私たちの行為は、すべて断片で終わる」 福田恒存『人間・この劇的なるもの』

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

「Auch ich in Arkadien!(われもまた理想郷に)」ゲーテ『イタリア紀行』冒頭

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

「苦しみを嘗めさせられない教育はない」。 ゲーテ『詩と真実』冒頭(ギリシア喜劇からの引用)

王維

渭城朝雨潤輕塵 客舎青青柳色新 勸君更盡一杯酒 西出陽関無故人送元二使安西 王維 渭城の早朝の雨がちょうどよく軽く舞いあがる塵をしずめ、また旅館の前の柳の色も雨に洗われて、今朝はとりわけ新鮮に見える。渭城まで見送ってきたが、いよいよここで君とお…

橋川文三

「しかし、決定的な文学的衝撃は中学三年の夏休、森鴎外の『即興詩人』を読んだ時に来た。それは正に人生そのものへの開眼であった。私は呆然として、数日間は白昼夢を見ている心地だった。人生と世界が、一ぺんにその情景をかえたというか、限りなく美しい…

橋川文三

「つまり、私はあの凄まじい超国家主義時代の経験をたんなる錯誤としてではなく、また特殊日本的な迷妄としてではなく、まさしくある一般的な人間の事実としてとらえなおすことによって、かえって明朗にこれに対決する思想形成が可能であるという風に考えた…

小林秀雄

「彼が後年作中で創造した驚くべき人間の数々の原型が、死人の家の記録中に見られる人間素描の内にある。彼が人間観察について独特の自信を得た場所、人間心理の異様さを表現するあの精緻を極めた独特の技術を得た場所は、非社会的分子からのみ成立した一つ…

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

「一つの言語を想像するとは、一つの生活形式を想像することである。」 ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

「引き受けるべきもの、与えられたもの、それが生活形式である。」 ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

「哲学とはハエにハエとりつぼから抜け出す方法を教えることだ」 ヴィトゲンシュタイン『哲学的探求』全集8藤本隆志訳、第一部p.309

ベネディクト・アンダーソン

「実際には、しかし、日々顔を付き合わせる原初的な村落より大きいすべての共同体は(そして本当はおそらく、そうした原初的村落ですら)想像されたものである。共同体は、その真偽によってではなく、それが想像されるスタイルによって区別される。」 ベネデ…

スターリン

「Нация(ナーツィヤ)とは、言語、地域、経済生活、および文化の共通性のうちにあらわれる心理状態、の共通性を基礎として生じたところの、歴史的に構成された、人間の堅固な共同体である。……これらすべての特徴が存在するばあいに、Нацияがあたえられるの…

エルネスト・ルナン

「忘却、歴史的誤謬と言ってもいいだろう。それこそが一つの国民の創造の本質的因子」 エルネスト・ルナン「国民とは何か」(ソルボンヌ大学での講演、パリ、1882年3月11日)

頭山満

「神戸に金玉均に会いし、大いに東洋前途の風雲を詠じ、日韓これも同胞国なり互いに相提携し、相扶翼して覇を唱へざるべからずと互いに相許す百年の友の如し」 頭山満「玄洋社社史」

野村望東尼

「武士の やまと心を よりあわせ ただひとすぢの おほつなにせよ」野村望東尼