2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

クロード・レヴィ=ストロース『神話学』第一巻

「盲目あるいは跛足、 方眼あるいは片手などの形象は、 世界中の神話に頻出し、 われわれに当惑を感じさせる。 なぜなら彼らの状態は、 われわれには欠如 であるように思われるからである。 しかしながら、 要素の除去によって 不連続にされた体系が、 数的…

アンリV.ヴァロア

人種とは「共通の遺伝的な身性の諸特徴を示すところのヒトの自然群」 ヴァロア『人種』

私は一個の他者

「私は一個の他者である」ランボー

未だ国民あらず

「ただ政府ありて未だ国民あらず」福沢諭吉『学問のすすめ』

フンボルトの世界 主観の力が主体と対象との間に定立するもの

「フンボルトが世界と呼んでいるのは、主観の力が働いて得られたもの、すなわち、主観の力が主体と対象との間に定立するものに他ならない」マルティン・ハイデガー『言語への途上にて』

意味の本質は、客体に対する主体の意味作用そのもの

「意味の本質は、実にこれら素材に対する把握の仕方すなわち客体に対する主体の意味作用そのものでなければならない」時枝『国語学原論』

時枝誠記

言語とは「人間即ち言語主体の精神、生理、物理的過程現象」 時枝『国語学原論・続篇』

ギュスターヴ・ル・ボン

「われわれが入る時代は、群衆の時代となるであろう」 ル・ボン『群衆の心理学』

エミール・バンヴェニスト

「記号の役割とは、その代替物という資格で他の事象を喚起することによってこれを表象するもの」 バンヴェニスト

J.C.F.シラー

「愛か飢えか」

フリードリヒ・ニーチェ

「あらゆるものが細大洩らさず、そっくりそのままの順序で戻ってくるのだ。―この蜘蛛も、こずえを洩れる月光も、そしてこのいまの瞬間も……」 ニーチェ『華やぐ智恵』

ルイ・アルチュセール

「マルクス主義は歴史主義でもヒューマニズムでもない」 アルチュセール『資本論を読む』

ミシェル・フーコー

「人間なるものは現代の思想の考古学的研究によって容易に解明できるようにごく最近に生まれたばかりの一つの発明であって、おそらくその終焉も間近い」 フーコー『言葉と物』

G.W.F.ヘーゲル

「詩は、人間精神全体を包括しており、それをこのうえもなくさまざまな方向へ向かわせる個別化を含んでいる」 ヘーゲル『美学』

アリストテレス

「模倣は、人間にとって自然なことであり、すでに幼児の頃からみられる……そして第二にすべての人間は模倣に喜びを覚える」 アリストテレス『詩学』

フェルディナン・ド・ソシュール

「記号学の正確な場を確定するのは心理学の仕事である」 ソシュール

レーニン

「科学的認識の運動、それこそが本質的なことだ」 レーニン『哲学ノート』

ステファヌ・マラルメ

「…いくつかの単語から作り出された、ひとつの、完全な、新しい、言語にとって異質な語」 マラルメ「序言」

フリードリヒ・ニーチェ

「事が終わったいまとなってやっと人間たちは、言語を信仰したあげくひろめてしまった巨大な誤りに気づきはじめている」 ニーチェ『人間的な、あまりに人間的な』

エマニュエル・レヴィナス

「存在することはそれ自体としては、世界のうちで一箇の悲惨である」 レヴィナス『存在することから存在するものへ』

エマニュエル・レヴィナス

「あらゆる場所で、世界の連続性に亀裂が生じている。個別的なものが、存在するという裸形において浮き立っている」 レヴィナス『存在することから存在するものへ』

フリードリヒ・ニーチェ

「だが人間のなかにある偉大なもの、崇高なもののすべての流れは最終的にどこへ注がれるのだろうか。この激流のための大洋があるのではないだろうか。―その大洋になりたまえ、大洋は必ずあるだろうから」 ニーチェ遺稿断章

ジョルジュ・バタイユ

「私の文章を読んでくれている君、君が誰であろうとかまわない。君の好運を賭けたまえ。 私がしているように慌てずに賭けるのだ。今これを書いている瞬間に私が君を賭けているのと同様に君も賭けるのだ。 この好運は君のでも私のでもない。すべての人の好運…

ソール・クリプキ

「「可能世界」とは、「世界がありえたかもしれないあり方」の全体、あるいは世界全体の諸状態ないしは諸歴史のことである」 クリプキ『名指しと必然性』(八木沢敬・野家啓一訳)

ヘロドトス

「人間の運命は自分の魂のなかにある」 ヘロドトス

アインシュタイン

「想像力は知識よりも重要である」 アインシュタイン

世阿弥

「花は心、種は態なるべし」 世阿弥『風姿花伝』

内村鑑三

「病むものは汝一人ならざるを知れ」 内村鑑三『基督信徒の慰め』

柳生宗矩

「平常心をもって一切のことをなす人、是を名人と云ふ也」 柳生宗矩『兵法家伝書』

宮本武蔵

「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。」 宮本武蔵『五輪書』