2007-10-31 一八六七年。 日本批評 「一八六七年。それはカール・マルクスの『資本論』第一巻が出版された年。また、それはヘンリー・モーズリーの『精神の生理学と病理学』が出版された年。しかし、この一八六七年は何といっても、ケルト問題を解明しようとしている我々にとっては、まずマシュー・アーノルドの『ケルト文学の研究』が上梓された年として記憶されねばならない。」 谷内田浩正「猿のようなケルトの肖像」