2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

音を 音そのものにする ジョン・ケージ

「音を 人工の理論の担い手 あるいは人間の感情の表現 とするのではなく、 音そのものにする」ジョン・ケージ ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(例えば、「愛」「恋」「人間」「笑い」などな ど…

ジャン・ボードリヤール

「他者とは、私が無限に私自身を反復することを許さない何者か、だ」 『透きとおった悪』(塚原史訳)紀伊国屋書店 1991

ジークムント・フロイト

「抑圧理論は精神分析の全構造の基石である」 『抑圧』☆1915

チャールズ・ジェンクス

「建築と言語とはいろいろなアナロジー(類似)を分かち合えるものだ」 『ポスト・モダニズムの建築言語』(「a+u」197810月号臨時増刊号)

川村湊

「牧歌とは、彼(ルカーチ)の考えでは、黄金時代の夢にふかぶかとひたりながら、夢に対する現実の存在を決して忘れることのない文学を意味する」 『限界の文学』

生物は 蛇行する

アール・ヌーヴォーの波形の曲線は「生物は それぞれ 固有の仕方で 蛇行する」アンリ・ベルクソン ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(例えば、「愛」「恋」「人間」「笑い」などな ど)人名で探す…

小林秀雄

「日本の歴史は、外国文明の模倣によって始まつたのではない。模倣の意味を問ひ、その答えを見附けたところに始まった」 『本居宣長』

小林秀雄

「近代日本文化が翻訳文化であるといふ事と、僕等の喜びも悲しみもその中にしかあり得なかつたし、現在も未だないといふ事とは違ふのである」 『ゴッホの手紙』文芸春秋 1983

四方田犬彦

「そもそも人はどこまで自分の出自である民族の記憶を背負って生きていく必要があるか」 『越境のレッスン』丸善 1992

エドワード・サイード

「オリエンタリズムとは、結局著作と著者を引用するシステムなのである」 『オリエンタリズム』(板垣雄三・杉田英明訳)平凡社1986

吉本隆明

重層的な非決定とは「『現在』の多層的に重なった文化と観念の様態に対して、どこかに重心を置くことを否定して、層ごとに同じ重量で、非決定的に対応するということ」「『資本論』と『窓際のトットちゃん』とを同じ水準で、まったくおなじ文体と言語で論ず…

リチャード・コールダー

「精神と物質、夢と現実が共存する、微視的物理学の領域から生み出されたもの」 『アルーア』(浅倉久志訳)トレヴィル 1991

「四日目は卵が弱る」という事実

「孵卵器に入れて四日目のニワトリの卵に起きること」 「四日目は卵が弱る」という事実 三木成夫 『胎児の世界−人類の生命記憶』 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(例えば、「愛」「恋」「人間」…

ある状況の下に、ある人間が、どんな所作をしても自然

広田先生「ある状況の下に置かれた人間は、 反対の方向に働き得る能力と権利と を有してゐる」 小説家「ぢや、ある状況の下に、 ある人間が、どんな所作をしても 自然だと云う事になりますね」夏目漱石『三四郎』より ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光…

ブロ電乗車で中吊り広告に…

ブロ電4両目にたまに顔出してます。 姿は「赤宇宙人」ですが、ネはいいヤツですよ。

中上健次 語るということは、ウソが多いようにみえます

「歴史には、 書き文字で書かれた歴史と、 語られてきた歴史の ふたつがあると思う。 語るということは、 いかにもウソが多いようにみえますが、 本当は非常に正確だと思いますね。」 中上健次発言集成2.p61 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【…

三島 をかしくない漫画はごめん

「をかしくない漫画はごめんだ」「おそろしく下品で、おそろしく知的、といふやうな漫画を私は愛する」漫画は「「食われる状態」をうまく作り上げねばならぬ。「物」になつてゐなければならぬ。」 三島由紀夫「わが漫画」 ブログ内検索Amazon最安値でセンス…

ミルチャ・エリアーデ

「ファルマは毎日書きつづけた。 けれどもいまではひじょうに注意深く、 ゆっくりと書き、 書いたものを看守に渡す前に丁寧に読みかえしていた。 自分でも知らないうちに、 自分に重要と思われる事件に 絶えず立ちもどっていることに気づいていたが、 しかし…

ジャック・ラカン

「たとえ、 言葉が沈黙にしか出会わないとしても、 言葉が聴き手を持っている限り 応答を持たぬ言葉はないということ、 そして、 そこにこそ、 精神分析における 言葉の機能の核心がある…」ジャック・ラカン『エクリ1』p338Amazon最安値でセンスの光る古本屋…

カール・ヤスパース

「すべての生物は 誕生と死とのあいだに 閉じ込められている。 けれども、 人間だけがそのことを 知っている。」カール・ヤスパース『哲学の学校』p263Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。【 概念・時間・言説―ヘーゲル“知の…

エーリッヒ・フロム

「完成し、健康となった人間は、生産的な人間であり、世界に対して真の関心を持ち、それに反応する人間、つまり豊かな人間なのである。」エーリッヒ・フロム『疑惑と行動』p89

素焼きの円筒をなでている職人たちの手が、やがて

「埴輪の起源は、単純ではないだろうが、素焼きの円筒をなでている職人たちの手が、やがてこの胴体に頭と手足を生やすように、自ら導かれるということはなんと単純な自然な考えだろう。」「複雑なものを単純化するなどたいした仕事ではない。複雑さに惑わさ…

個々の作品にピカソという人間を探しても無駄だろう。

「…個々の作品に ピカソという人間を探しても 無駄だろう。 またしても 新たに自己解放を求めて 駆けている人間の もぬけの殻だ。」小林秀雄 「ピカソの陶器」 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(…

「人間」とは「球」や「立方体」と 同様の理念である。

「「人間」とは 個人のさまざまな顔つききやありかた、 また民族や地域といった要素の すべてを抽象した 「球」や「立方体」と 同様の理念である。」福田和也 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(…

ゲーテ われらの書きしもの、正誤いずれにせよ

われらの書きしもの、正誤いずれにせよ、われら生くる限り、そを弁護してやまず。われらの死後、いま遊び戯れる子らが裁き手とならん。出典不明ゲーテ『色彩論』序論 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを…

リービ英雄

春はあけぼの?いいえ、毎日はあけぼの、年中はあけぼの。…カリフォルニアの学生たちはすでに「歴史の終わり」を生きていた…When you get there,there's no there there.カリフォルニアで育ち、カリフォルニアのみならず「アメリカ」そのものから逃げるよう…

人類すべての被害を、鈍痛で受けとめねばならぬ

小説家とは「正しい者たちのなかで正しく、 不浄のなかで不浄に、 もしできるものなら、 ひ弱い彼みずからの身を以て、 人類すべての被害を、 鈍痛で受けとめねばならぬ。」オーデン ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店…

愛国を論ずるものと ならざらんことを望む

「余は国を愛する人となりて、 愛国を論ずるものと ならざらんことを望むものなり」内村鑑三 『基督信徒のなぐさめ』 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(例えば、「愛」「恋」「人間」「笑い」な…

汝の書こうとしたことが、真に必要なことであるか、ということだ。

「問題は、汝の書こうとしたことが、 真に必要なことであるか、 ということだ。 …そうして、 それが、 その要求に応じて、 汝の独自なる手により、不要なる物を取り去り、 真に適切に表現されているかどうか、 ということだ。」坂口安吾『日本文化私観』 ブ…