ことばの学
「以上にのべたすべては、 つまるところ、 言語においては 差異性以外の何ものも 存在しない ということに帰着する。 さらにいえば、 差異性というものは 一般的にそれらの間に それが措置される 積極的な固定項(terme)を 想定するものであるが、 言語にお…
「人間が主体として構成されるのは、言語のなかで、言語によってである。」 エミール・バンヴェニスト「言語における主体性」『一般言語学の諸問題�』1966
「人間が主体として構成されるのは、言語のなかで、言語によってである。」 エミール・バンヴェニスト「言語における主体性」『一般言語学の諸問題�』1966
「記号の役割とは、その代替物という資格で他の事象を喚起することによってこれを表象するもの。」 エミール・バンヴェニスト
「日本語の過去並に現在を見通して、一つ大きな事実といへば、それは何より先づ、国語が漢字漢語の影響を絶対的に受けたといふことであります。」 時枝誠記『国語学への道』
「(言語という) この道具の最も重要な機能はコミュニケーション機能である」 アンドレ・マルティネ『一般言語学要理』
「言語とは,意図的に発せられたシンボルを用いて,考え・感情・欲求などを伝達する,人間だけが持つ非本能的手段である」 エドワード・サピア『言語』
"SALVETOD TITA" Titaよ、健在なれ lingua Latina
"MANIOS:MED:FHD:FHAKED:NUMASION" ラテン語の最古資料(偽か?) lingua Latina
「言語が広まり、かつ持続的に使用されるその根拠としてローマ帝国、カトリック教会というふたつのインフラストラクチャを考えること、これは正しい。しかし、それだけであったと考えるなら、大きな誤りを犯すことになるだろう。」 小林 標『ラテン語の世界…
「言語は自然の有機体であります。人間の意志によって規定されることもなく生じ、一定の法則にしたがって成長し、発展し、また老いて死んでゆくものです。言語にもまた、普通[生命]の名前で理解されている、あの一連の現象があるのです。ですから言語学は…
「意味の本質は、実にこれら素材に対する把握の仕方すなわち客体に対する主体の意味作用そのものでなければならない」時枝『国語学原論』