2007-01-19から1日間の記事一覧

シュライヒャー

「言語は自然の有機体であります。人間の意志によって規定されることもなく生じ、一定の法則にしたがって成長し、発展し、また老いて死んでゆくものです。言語にもまた、普通[生命]の名前で理解されている、あの一連の現象があるのです。ですから言語学は…

J. ニーダム

「アリストテレスが最初に気付いた対立概念、前生説と後成説は発生学の歴史そのものである」 J. ニーダム…お願いします♪ ブログランキングドットネット

オウグスト・ワイズマン

「決定因子を見ることが出来、生殖細胞質内でのそれらの配置と個体発生における重要性を直接知ることが出来るとしたら、間違いなく我々は個体発生で生起する現象の多くと、そうでもなければ謎に終わるしかない系統発生との関係を理解できるはずである」 オウ…

小林秀雄

「モーツァルトを聞いた後、ハイドンを聞くと、個性の相違というものを感ずるより…(中略)…外的な虚飾を平気で楽しんでいる空虚な人の好さと言ったものを感ずる。…(中略)…モーツァルトの音楽にはハイドンの繊細ささえ外的に聞こえる程の驚くべき繊細さが…

二人ほど性格の違う二人の人間

「この二人ほど性格の違う二人の人間を想像することはむずかしい。モーツァルトは驚くほど早く発展していった。一方、ハイドンの進歩は信じられないほど遅かった。事実、ハイドンは三六歳(モーツァルトはこの年齢で死んだ)の時には、まだほとんど重要な作…

萩尾望都

「たとえ、エルグと私のせいで…大きな災いが来るとしても、わたしは行動すること生きることをやめるわけにはいかない。一族の存続のためのいけにえにはなれない。だから、あなたは全力でわたしを殺しに来ていいわ」 萩尾望都『スター・レッド』

福田恒存

「近代の批評家も役者も観客も、シェークスピアの中に近代的な自己を感情移入しすぎて、その性格を深刻、複雑なものに祀りあげてしまった嫌いがある・・・・シャイロックは誰にも解りやすい単純な悪役である」 福田恒存

福田恒存

「私たちの社会生活が複雑になればなるほど、私たちは自分で自分の役を選びとることができない。また、それを最後まで演じきって、 去って行くこともできない。私たちの行為は、すべて断片で終わる」 福田恒存『人間・この劇的なるもの』

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

「Auch ich in Arkadien!(われもまた理想郷に)」ゲーテ『イタリア紀行』冒頭

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

「苦しみを嘗めさせられない教育はない」。 ゲーテ『詩と真実』冒頭(ギリシア喜劇からの引用)