2006-05-23から1日間の記事一覧

ブロ電乗車で中吊り広告に…

ブロ電4両目にたまに顔出してます。 姿は「赤宇宙人」ですが、ネはいいヤツですよ。

中上健次 語るということは、ウソが多いようにみえます

「歴史には、 書き文字で書かれた歴史と、 語られてきた歴史の ふたつがあると思う。 語るということは、 いかにもウソが多いようにみえますが、 本当は非常に正確だと思いますね。」 中上健次発言集成2.p61 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【…

三島 をかしくない漫画はごめん

「をかしくない漫画はごめんだ」「おそろしく下品で、おそろしく知的、といふやうな漫画を私は愛する」漫画は「「食われる状態」をうまく作り上げねばならぬ。「物」になつてゐなければならぬ。」 三島由紀夫「わが漫画」 ブログ内検索Amazon最安値でセンス…

ミルチャ・エリアーデ

「ファルマは毎日書きつづけた。 けれどもいまではひじょうに注意深く、 ゆっくりと書き、 書いたものを看守に渡す前に丁寧に読みかえしていた。 自分でも知らないうちに、 自分に重要と思われる事件に 絶えず立ちもどっていることに気づいていたが、 しかし…

ジャック・ラカン

「たとえ、 言葉が沈黙にしか出会わないとしても、 言葉が聴き手を持っている限り 応答を持たぬ言葉はないということ、 そして、 そこにこそ、 精神分析における 言葉の機能の核心がある…」ジャック・ラカン『エクリ1』p338Amazon最安値でセンスの光る古本屋…

カール・ヤスパース

「すべての生物は 誕生と死とのあいだに 閉じ込められている。 けれども、 人間だけがそのことを 知っている。」カール・ヤスパース『哲学の学校』p263Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。【 概念・時間・言説―ヘーゲル“知の…

エーリッヒ・フロム

「完成し、健康となった人間は、生産的な人間であり、世界に対して真の関心を持ち、それに反応する人間、つまり豊かな人間なのである。」エーリッヒ・フロム『疑惑と行動』p89

素焼きの円筒をなでている職人たちの手が、やがて

「埴輪の起源は、単純ではないだろうが、素焼きの円筒をなでている職人たちの手が、やがてこの胴体に頭と手足を生やすように、自ら導かれるということはなんと単純な自然な考えだろう。」「複雑なものを単純化するなどたいした仕事ではない。複雑さに惑わさ…

個々の作品にピカソという人間を探しても無駄だろう。

「…個々の作品に ピカソという人間を探しても 無駄だろう。 またしても 新たに自己解放を求めて 駆けている人間の もぬけの殻だ。」小林秀雄 「ピカソの陶器」 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(…

「人間」とは「球」や「立方体」と 同様の理念である。

「「人間」とは 個人のさまざまな顔つききやありかた、 また民族や地域といった要素の すべてを抽象した 「球」や「立方体」と 同様の理念である。」福田和也 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(…

ゲーテ われらの書きしもの、正誤いずれにせよ

われらの書きしもの、正誤いずれにせよ、われら生くる限り、そを弁護してやまず。われらの死後、いま遊び戯れる子らが裁き手とならん。出典不明ゲーテ『色彩論』序論 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを…

リービ英雄

春はあけぼの?いいえ、毎日はあけぼの、年中はあけぼの。…カリフォルニアの学生たちはすでに「歴史の終わり」を生きていた…When you get there,there's no there there.カリフォルニアで育ち、カリフォルニアのみならず「アメリカ」そのものから逃げるよう…

人類すべての被害を、鈍痛で受けとめねばならぬ

小説家とは「正しい者たちのなかで正しく、 不浄のなかで不浄に、 もしできるものなら、 ひ弱い彼みずからの身を以て、 人類すべての被害を、 鈍痛で受けとめねばならぬ。」オーデン ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店…

愛国を論ずるものと ならざらんことを望む

「余は国を愛する人となりて、 愛国を論ずるものと ならざらんことを望むものなり」内村鑑三 『基督信徒のなぐさめ』 ブログ内検索Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。コトバを探す(例えば、「愛」「恋」「人間」「笑い」な…

汝の書こうとしたことが、真に必要なことであるか、ということだ。

「問題は、汝の書こうとしたことが、 真に必要なことであるか、 ということだ。 …そうして、 それが、 その要求に応じて、 汝の独自なる手により、不要なる物を取り去り、 真に適切に表現されているかどうか、 ということだ。」坂口安吾『日本文化私観』 ブ…