2008-02-24から1日間の記事一覧
「怠惰は、自分の失敗だけでなく、人の成功によっても罰せられる」 ルナール『日記』
「だれだ、あくびをしたのは……まだすることは一杯あるんだ」 寺山修司『血は立ったまま眠っている』
「ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに行動することができる」 セーレン・キェルケゴール『現代の批判』
「熱意は力なり。必ず到着せんとするところを指せる、一種の引力なり」 北村透谷『熱意』
「痛烈な冗談があまりに真実に近いと、背後に鋭いとげを残す」 タキトゥス『年代記』
「戦戦慄慄、日に一日を慎め」 淮南王劉安『淮南子』
「創造力が不足しているから、才能に訴えるようになる」 ジョルジュ・ブラック『昼と夜』
「自由と我儘との界は、他人の妨を為すと為さざるとの間にあり」 福沢諭吉『学問のすゝめ』
「竜馬曰く「西郷は その人物 芒漠として、摸促すべきなし。釣鐘のごとく、小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る」と。余、深くこの言に感じ、実に知言となせり。」 勝海舟 回想
「私のテクスト群は、互いに入り組み合っていて、どれひとつとして他を覆いつくしてはいない。このテクストも、ひとつ《つけ加えられた》テクスト、系列中の最新のもの以外ではなく、意味の究極形態などではない。《テクストについて重ねられたテクスト》、…
「ロドニー・シューワンの指摘を待つまでもなく、登場人物たちはすべて反目し合っている。ヘロデとヘロデアは口論を繰り返し、「若きシリア人」の思いをサロメは無視し、母(=ヘロデア)と娘(=サロメ)は言葉も交わさない。そして、サロメと預言者、ヨカナーン…
「私が文学と言いますのは、一群の、一連の作品のことではなく、商業や教育の一部門のことでもなく、ひとつの実践、書くという実践によって残された痕跡からなる複合的な書きもののことなのです。」 ロラン・バルト「コレージュ・ド・フランス就任講義」
「宗教はわれわれの生活上もっともたいせつなことがらのひとつである――こどものときからわれわれはすでに片言まじりに神に祈ることを教えられ、ちいさい両手をくんで崇高このうえない神にさしだし、その年齢ではまだ理解できない数々の文句を、将来の生活に…
「火も小さいうちならすぐに踏み消せるが、ほうっておくと川の水でも消せなくなる」 ウィリアム・シェイクスピア『ヘンリー6世』