2006-01-01から1年間の記事一覧

三島由紀夫

「さまざまな論者がワイルドの逆説の いづれかに引つかかつてゐる。 ジイドでさえが。 …ワイルドの悲劇は、 この逆説のうちなる逆説の誠實さにあるのではなからうか。」三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」p.62 是非とも1クリックを♪

ハロルド・ブルーム

「詩の歴史を終わりなき防衛的内乱、 実のところは家系内戦争、として見る…」ハロルド・ブルーム「カバラーと批評」p.85 是非とも1クリックを♪

三島由紀夫

「逆説はその場のがれにこそなれ、 本當の言ひのがれにはなりえない。 逆説家は逆説で自分を追ひつめ、 とどのつまりは自分自身から言ひのがれの權利を のこらず剥奪してしまふのである。」三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」p.61 クリックまってます♪

ミシェル・フーコー

「周知のように、ある語り手による物語というかたちをとった小説では、 一人称代名詞、直接法現在、時間的・空間的な位置決定の記号は けっして正確には作家にも、彼が現に書いている時点にも、 彼の書くという動作そのものにも送り返しはしない。 それらは…

リチャード・エルマン

「オスカー・ワイルド− この名前を聞いただけでわたしたちは何かを期待します。 真面目くさった月並紋切型の実相を衝く、 軽妙な洞察力の働きが予期されるからです。」リチャード・エルマン(大澤正佳訳)『ダブリンの4人』1993 P.7 是非とも1クリックを♪

Images From The Writings Of Michel Foucault

1クリックをください♪

Daniel Chandler

「テクスト間相互関連性という概念は、 テクストは境界を有するという考えを問題にし、 内と外という二分法に疑問を投げかける: テクストはどこから‘始まり’、どこで‘終わる’であろう? ‘テクスト’とは?‘文脈’とは?テレビという媒体は、 この論点を浮かび…

ジョージ・オーウェル

「今日、オスカー・ワイルドの作品は、 舞台と映画でリバイバルされている。 そして、『サロメ』と『ウィンダミア卿夫人の扇』だけが 彼の作品の全てではないということは、 憶えておいたほうがよい。 例えば『社会主義下における人間の魂』は、 初出から60…

岡倉天心

「西洋人は日本が平和な文芸に耽っていた間は、 野蛮国と考えていたものである。 ところが日本が満州の戦場に大虐殺を行い始めてからは 文明国と呼んでいる。(中略)もし文明ということが、 血生臭い戦争の栄誉に依存せねばならぬというならば、 我々はあくま…

保田與重郎

「アジア大革命の根本精神は 明治維新を継承する志だつた。 さらにいふなら、 大西郷の精神の継承だつた。 この心は大東亜戦争にも生きていた」 保田與重郎『日本浪漫派の時代』 励ましを下さい♪ポチッとでも

カール・マルクス

「悲劇はわれわれが過去と陽気に決別するためにある」 カール・マルクス励ましを下さい♪ポチッとでも

柄谷行人

「柳田は民俗学を「内省の学問」だといったが、同様に、それは共同体のなかでの「内省」でしかない。…天皇制を相対化すると称して、それ以前の多元的状態に遡行しようとする、…ある者は文字通り「南島」に向かい(吉本隆明)、ある者は縄文文化やアイヌ(梅原猛…

ヘーゲル

「君主に対し客観的な諸性質を要求するのは正当ではない。君主はただ「イエス」といって最後の決定を与えるべきなのだ。そもそも頂点とは、性格の特殊性が重要でなくなるようにあるべきものだからである」 ヘーゲル『法哲学』280補遺励ましを下さい♪ポチッと…

柄谷行人

「村井紀は、 柳田が官僚として韓国併合に深く関与したこと、 したがって、彼の学問において朝鮮を無視し 抑圧しなければならなかったことを指摘している(「季刊思潮」7号)。 柳田は、そのかわりに「南島」に向かったのである。 …「日本民俗学」そのものが、…

プラトン

「われわれが望むのは(…) 人の知と関わるもの全般について分析を展開することだ」プラトン励ましを下さい♪ポチッとでも

ロラン・バルト

「私が心から好きなのは、 映像とエクリチュールの関係で、 これは非常に困難な関係なのですが、 それだけに本当の創造的喜ぶをもたらしてくれるんです」ロラン・バルト「写真について」1980励ましを下さい♪ポチッとでも

ロラン・バルト

「私は芸術においてリアリズムの信奉者ではありません」ロラン・バルトSur la photographie、1980励ましを下さい♪ポチッとでも

ロラン・バルト

「私は自分が映画に対して 難しい抵抗的な関係をむすんでいることを 確認しました」ロラン・バルト『明るい部屋』励ましを下さい♪ポチッとでも

多木浩二

「コレージュ・ド・フランスの開講講義で、 バルトは「文学の力のうち、 「マテーシス」(知の普遍的体系)「ミメーシス」(模倣)「セミオーシス」(記号過程)の 三つを取り上げています。 知、再現の力、そしてまさに文学の第三の力、 つまり、記号論的なその力…

多木浩二

「テクストと言い出したとき、 バルトの勧めは、作品を消費するのではなく、 そこからなにかを生産するようなかかわりを 持てということではなかったでしょうか」 多木浩二「言葉の運動/記号の運動」

多木浩二

「記号学は別にソシュールから始まったわけではなくて、 記号の概念はギリシア時代からあったものです。 ソシュールにしても、 17世紀のポール・ロワイヤル文法以来の 流れをひいているといえるでしょう。」多木浩二「言葉の運動/記号の運動」励ましを下さい…

ロラン・バルト

「現代はイメージの時代だといわれているが、ますます言語の時代になりつつある」 ロラン・バルト励ましを下さい♪ポチッとでも

竹内好

「大東亜戦争の侵略的側面は どんなに強弁しても否定できぬと思う。 ただ、侵略を憎むあまり、侵略という形を通じて あらわされているアジア連帯感までを否定するのは、 湯といっしょに赤ん坊まで流してしまわないかをおそれる。 それでは日本人はいつまでた…

竹内好

「西郷を反革命と見るか、 永久革命のシンボルと見るかは、 容易に片付かぬ議論の問題だろう。 しかし、この問題と相関的でなくては アジア主義は定義しがたい」竹内好『日本のアジア主義』

竹内好

「もしどうあってもナショナリズムを欲するとすれば、 どうしたらいいか、 ウルトラ・ナショナリズムに陥る危険を避けて ナショナリズムだけを手に入れることができないとすれば、 唯一の道は、逆にウルトラ・ナショナリズムの中から 真実のナショナリズムを…

竹内好

「「近代の超克」は、 いわば日本近代史の アポリアの凝縮であった」竹内好『近代の超克』

クロード・レヴィ=ストロース

「歴史はいくつもの歴史領域で形成された 一つの不連続集合である」 クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』

J.カラー

「ある解釈が強力で 説得力のあるものであればあるほど、 それはより多くの 書かれたことばを 生み出すのである。」J.カラー 『ディコンストラクション?』(富山太佳夫・折島正司訳)P.141

ジル・ドゥルーズ

押してくだされ♪

Johann Wolfgang von Goethe

Viverri Veniversum Vivus Vici真実の力により 我宇宙を征服せりGoethe,Faust