カール・マルクス

毎日毎日、毎時間ごとに、満たされなくてはならない

「したがって、 最初の歴史的事実は、 これらの欲求を 満足させる手段の生産である。 物質的生活そのものの生産は、 あらゆる歴史の 基本的な条件であり、 この条件は何千年前と同じく、 今もなお、 毎日毎日、毎時間ごとに、 人間の生活を維持するために 満…

精神なき状態の精神である。それは民衆の阿片である。

「合理的な解決が 出来る貧困に対して、 賃金の代わりに 宗教を与えるのはよくない。 ……痛み止めの阿片 だけを与えて 病気の原因治療をしないのと同じだ。 ……宗教上の苦しみは、 現実的な苦しみの表現でもあるし、 現実的な苦しみにたいする 抗議でもある。 …

万国の労働者よ、団結せよ。

「共産主義者は、 自分の見解や意図を 隠すことを 恥とする。 共産主義者は、 彼らの目的は、 既存の全社会組織を 暴力的に転覆 することによってのみ達成できることを、 公然と宣言する。 支配階級をして 共産主義革命のまえに戦慄せしめよ! プロレタリア…

社会の歴史は、階級闘争の歴史

「今日までの あらゆる 社会の歴史は、 階級闘争の 歴史である。」 カール・マルクス 『共産党宣言』

労働力を資本家は、 一日ぎめ、一週間ぎめ、ひと月ぎめで買う

「資本家は貨幣をもって彼らの労働を買うのであり、彼らは貨幣とひきかえに自分の労働を資本家に売るように見える。だが、これは外観にすぎない。彼らが現実に資本家にたいして貨幣とひきかえに売るものは、彼らの労働力である。この労働力を資本家は、一日…

自分の製品の販路をたえず拡張しようとする欲求

「自分の製品の販路をたえず拡張しようとする欲求は、ブルジョアジーを地球のすみずみに駆り立てる。彼らは、いたるところに巣をつくり、いたるところに住みつき、いたるところに取引先をつくらねばならない。」 カール・マルクス フリードリヒ・エンゲルス…

社会の歴史は、階級闘争の歴史

「これまでのすべての社会の歴史は、階級闘争の歴史である。」 カール・マルクス フリードリヒ・エンゲルス『共産党宣言』1. (塩田庄兵衛訳)角川文庫 p.34

自分が解決できる課題だけである。

「人間が立ちむかうのはいつも自分が解決できる課題だけである。」 カール・マルクス

ラディカルであること

「ラディカルであることは、事柄を根本において把握することである。」 カール・マルクス『ヘーゲル法哲学批判序説』

ラディカルであること

「ラディカルであることは、事柄を根本において把握することである。」 カール・マルクス『ヘーゲル法哲学批判序説』

商品は 平凡な物に見える

「商品は、一見したところ、わかりきった平凡な物に見える。だがこれを分析して見ると、きわめてめんどうな物、形而上学的な小理屈や神学的な偏屈さでいっぱいの物であることがわかる」 カール・マルクス『資本論』第一巻第一篇第一章第四節(鈴木鴻一郎訳)

スミスの二〇枚の富籤札。

「人間たちにたいする無頓着さ。スミスの二〇枚の富籤札。セーの純収入と総収入。」 カール・マルクス「第一手稿」『経済学・哲学手稿』国民文庫 大月書店 1963 p.74

労働は 貯えられることすら

「労働は、ほんとうの[商品]とは違って、蓄積されることもできないし、また貯えられることすらできない。」 カール・マルクス『経済学・哲学手稿』(藤野渉訳)国民文庫 大月書店 1963 p.48

取っておかれ貯蔵された労働

「資本とは何か?「ある一定量の取っておかれ貯蔵された労働。」スミス、第一巻、312ページ。資本は貯蔵された労働である。」 カール・マルクス『経済学・哲学手稿』(藤野渉訳)国民文庫 大月書店1963 p.52

妖怪がヨーロッパにあらわれて

「一つの妖怪がヨーロッパにあらわれている、―共産主義の妖怪が。旧ヨーロッパのあらゆる権力が、この妖怪に対する神聖な討伐の同盟をむすんでいる。」 カール・マルクス「共産党宣言」『共産党宣言 共産主義の原理』(マルクス=レーニン主義研究所訳)大月書…

資本は集積された労働

「国民経済学者はわれわれに言うーすべてのものは労働で買われる、そして資本は集積された労働にほかならない、と。だが同時に彼はわれわれに言うー労働者はすべてのものを買いうるどころか、彼自身と彼の人間性とを売らなければならない、と。」 カール・マ…

一つの著作へ圧縮するとしたら…

「印刷に出すための仕上げをしてゆくうちにわかったのは、思弁にだけ反対して向けられた批判とさまざまな材料そのものの批判との混合がまったく不適当で、展開をさまたげ、理解をむずかしくするということである。そのうえ、取り扱われる諸対象の豊富さと多…

個人はやはり諸関係の所産なのだから

「というのは、彼が主観的にはどんなに諸関係を超越していようとも、社会的には個人はやはり諸関係の所産なのだからである。」 カール・マルクス『資本論 第1巻第1分冊』大月書店 pp.10 1968

ひとごとではないのだぞ!

「この著作(資本論)で私が研究しなければならないのは、資本主義的生産様式であり、これに対応する生産関係と交易関係である。その典型的な場所は、今日までのところでは、イギリスである。…ドイツではまだまだそんなに悪い状態ではないということで楽天的…

人間は自分じしんの歴史をつくる。だが、思う儘にではない

「人間は自分じしんの歴史をつくる。だが、思う儘にではない。自分でえらんだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、あたえられ、持ち越されてきた環境のもとでのもとでつくるのである。死せるすべての世代の傳統が夢魔のように生ける者の頭脳をおさえ…

カール・マルクス

「悲劇はわれわれが過去と陽気に決別するためにある」 カール・マルクス励ましを下さい♪ポチッとでも

カール・マルクス

「批判は頭脳の情熱ではない。それは情熱の頭脳である」 『ヘーゲル法哲学批判』

カール・マルクス

「だから、天上への批判は地上への批判にかわり、宗教への批判は法律への批判に、神学への批判は政治への批判にかわるのである」 『ヘーゲル法哲学批判』

カール・マルクス

「この国家、この社会が、宗教という倒錯した世界意識をうみだすのは、この国家、この社会が倒錯した世界であるためである」 『ヘーゲル法哲学批判』

カール・マルクス

「これまでの哲学者はただ世界を解釈してきただけだ。必要なのはそれを変えることである」 マルクス「フォイエルバッハに関するテーゼ」

カール・マルクス

「イギリスはインドで二重の使命を果たさなければならない。一つは破壊の使命であり、一つは再生の使命である。―古いアジア社会を滅ぼすことと、西欧的社会の物質的基礎をアジアにすえることである」 マルクス『資本論』1853