ロシア文学

いったい俺は何者だろう?

「いったい俺は何者だろう? 幸福を求める人間だ。 俺はそれを地上の諸々の 欲望のうちに求めて 見出しえなかった。 俺と同じような生き方に 終始している人間は、 みんな発見しえないのだ。」レフ・トルストイ 『光あるうち光の中を歩め』Amazon最安値でセ…

あるものはただ、 まっすぐなものと 曲がったものだけ

「神のもとには 大きなものも 小さなものも ありはしません。 人生においてもまた、 大きなものも 小さなものも ありはしません。 あるものはただ、 まっすぐなものと 曲がったものだけです。」レフ・トルストイ 『光あるうち光の中を歩め』Amazon最安値でセ…

ある日、金持ちの邸へ数人の客が集まった。

「ある日、 金持ちの邸へ 数人の客が集まった。 そして偶然にも、 人生に関するまじめな会話が 交わされることになった。 一同は席にいる人、 いない人の誰彼について さまざまに話しあった。 が、 自分の生活に満足している人物を、 一人も見出すことができ…

いきなりそれを舌に受けて、ぴちゃりぴちゃりと嘗めるのである

「古い東洋の寓話の中に、草原で怒り狂う猛獣に襲われた旅人のことが語られている。猛獣から遁れて、旅人は水の涸れた古井戸の中へ逃げ込んだ。が、彼はその井戸の底に、自分をひとのみにしようと思って大きな口をあけている一ぴきの竜を発見した。そこでこ…

人間の生活力の強さ!

「人間の生活力の強さ! 人間はどんなことにも すぐ慣れる動物である。 私はこれこそ人間に対する最上の定義であると思う。」 ドストエフスキー---------------------------------- ♪いま聴いている曲はコレ♪ 間テクスト性について知りたい方はコチラ マンガ…

土に還るんだよ

「土から来たんだから、土に還るんだよ」 トルストイ 高齢でできた子が七歳で病死し埋葬されるとき

答。彼自身について。

「凡人が最も自信を抱いて語ることのできることは何か?答。彼自身について。」 ドストエフスキー

成り立たない。町も。わたしたちの地球全体も。

「敬虔(つつしみ)の人がいなければ、村は成り立たない。町も。わたしたちの地球全体も。」 ソルジェニーツィン『マトリョーナの家』最終部

鋳造された自由

「貨幣とは鋳造された自由である」 ドストエフスキー

無神論よりもっと悪い 白痴より

「ローマ・カトリックは無神論よりもっと悪いというのが私の信念です。」 ドストエフスキー『白痴』

ぼくは…結局、何者にもなれなかった

「ぼくは意地悪どころか、結局、何者にもなれなかった―意地悪にも、お人好しにも、卑劣漢にも、正直者にも、英雄にも、虫けらにも。かくていま、ぼくは自分の片隅にひきこもって、残された人生を生きながら、およそ愚にもつかないひねくれた気休めに、わずか…

フョードル・ミハイロビッチ・ドストエフスキー

「文学、それは絵である。つまり、一種の絵であり鏡である。情熱の表現であり、きわめて鋭い批評であり、道徳に対する教訓であり、同時にまた人生の記録である。」ドストエフスキー