2006-06-20から1日間の記事一覧

クロード・レヴィ=ストロース『神話学』第一巻

「盲目あるいは跛足、 方眼あるいは片手などの形象は、 世界中の神話に頻出し、 われわれに当惑を感じさせる。 なぜなら彼らの状態は、 われわれには欠如 であるように思われるからである。 しかしながら、 要素の除去によって 不連続にされた体系が、 数的…

アンリV.ヴァロア

人種とは「共通の遺伝的な身性の諸特徴を示すところのヒトの自然群」 ヴァロア『人種』

私は一個の他者

「私は一個の他者である」ランボー

未だ国民あらず

「ただ政府ありて未だ国民あらず」福沢諭吉『学問のすすめ』

フンボルトの世界 主観の力が主体と対象との間に定立するもの

「フンボルトが世界と呼んでいるのは、主観の力が働いて得られたもの、すなわち、主観の力が主体と対象との間に定立するものに他ならない」マルティン・ハイデガー『言語への途上にて』

意味の本質は、客体に対する主体の意味作用そのもの

「意味の本質は、実にこれら素材に対する把握の仕方すなわち客体に対する主体の意味作用そのものでなければならない」時枝『国語学原論』

時枝誠記

言語とは「人間即ち言語主体の精神、生理、物理的過程現象」 時枝『国語学原論・続篇』

ギュスターヴ・ル・ボン

「われわれが入る時代は、群衆の時代となるであろう」 ル・ボン『群衆の心理学』

エミール・バンヴェニスト

「記号の役割とは、その代替物という資格で他の事象を喚起することによってこれを表象するもの」 バンヴェニスト

J.C.F.シラー

「愛か飢えか」

フリードリヒ・ニーチェ

「あらゆるものが細大洩らさず、そっくりそのままの順序で戻ってくるのだ。―この蜘蛛も、こずえを洩れる月光も、そしてこのいまの瞬間も……」 ニーチェ『華やぐ智恵』

ルイ・アルチュセール

「マルクス主義は歴史主義でもヒューマニズムでもない」 アルチュセール『資本論を読む』

ミシェル・フーコー

「人間なるものは現代の思想の考古学的研究によって容易に解明できるようにごく最近に生まれたばかりの一つの発明であって、おそらくその終焉も間近い」 フーコー『言葉と物』