2011-08-13から1日間の記事一覧

ロンドンの暴徒に言ってやりたい吉田先生の言葉

「文明の状態は 我々が 人を人と思ふこと に尽きる」吉田健一 『ヨオロツパの世紀末』

シェークスピアの作品には寛ぎが際限なくあって

「シェークスピアの作品には その寛ぎが際限なくあって、 我々はまずそれを感じることから 作品の世界に引き入れられる 仕組みになっているとさえ言える。」吉田健一 『読者の立場から見た今日の日本文学』日本文化研究4 新潮社 p.43

吉田健一『読者の立場から見た今日の日本文学』

「例えば「煤煙」のようなものは その文章から言っても、 文学作品であることを疑わせるのであって、 それが一時的にも愛読されるか、 或は多勢の人間に読まれたことは、 ひとつの社会をなしている読者の要求が、 それがどんなに奇怪なものであっても、 如何…

玄徳は一人の血も流さず請われて一国の太守となり

「玄徳は今 この徐州の太守を継ぐ 決心をした 考えてみれば 曹操と呂布が 何千何万の兵の血を流しながら 領土を奪い合っている時 玄徳は一人の血も流さず 請われて一国の太守となっていったのである」5 p.24

→……うん、やるやる。当然。3倍返し。

「童話『ハーメルンの笛吹き男』 ネズミ退治の報酬を くれなかった腹いせに、 子供たちを隠します。 彼がB型だったら。。 →……うん、やるやる。 当然。 3倍返し。」Jamais Jamais『B型自分の説明書』文芸社 2007 p.110

「バーント・ノートン」は

『四つの四重奏』 E.R.クルティウスはリルケ『ドゥイノの悲歌』と並ぶ20世紀瞑想詩の最高傑作といった。『ヨーロッパ文学批評』1954 「バーント・ノートン」 きみはエミリー・ヘイル、わたしたちはエリオットとヘイル。イギリスでウ゛ィウ゛ィアンと結婚後も…

青春とは人生の或る時期ではなく心の様相を言う

「青春とは 人生の或る時期を言うのではなく 心の様相を言うのだ。 逞しき意志、 優れた創造力、 炎ゆる情熱、 怯懦を却ける勇猛心、 安易を振り捨てる冒険心、 こう言う様相を青春と言うのだ。 年を重ねただけで人は老いない。 理想を失う時に初めて老いが…

どうでもいいではないか!ヴァレリー

「どうでもいいではないか、 過去に一度しか 起こらなかったことについては」ポール・ヴァレリー