「バーント・ノートン」は

『四つの四重奏』
E.R.クルティウスはリルケ『ドゥイノの悲歌』と並ぶ20世紀瞑想詩の最高傑作といった。『ヨーロッパ文学批評』1954
「バーント・ノートン
きみはエミリー・ヘイル、わたしたちはエリオットとヘイル。イギリスでウ゛ィウ゛ィアンと結婚後も交際を続けた。

ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』が、小説であると同時にヴィタ・サックヴィル=ウエストへの<愛の手紙>であったように、「バーント・ノートン」はエリオットのエミリーへの<アポロギアでもある愛の手紙>であった。」
『四つの四重奏』国文社 岩崎宗治の付論「歴史のなかのT.S.エリオット」