2008-08-30から1日間の記事一覧
「ウィトゲンシュタインは、言葉に関して「教える」という視点から考察しようとした。これは、はじめてではないとしても、画期的な態度の変更である。子供に言葉を教えること、あるいは外国人に言葉を教えること。いいかえれば、私の言葉をまったく知らない…
「隠喩的なものは、形而上学の内部にしか存在しない。」 マルチン・ハイデガー デリダが『余白』(豊崎光一訳)集英社版『世界の文学38−現代評論集』p.438
「それは語ることもしない。またそれは隠すこともしない。それは仄めかすのである」 ヘラクレイトス
「バンヴェニストの発見とは、異質的で多価的な物質性としての意味の生成過程の発見にほかならない。」 ジュリア・クリステヴァ
「なぜ、そもそも存在するものがあって、無があるのではないのか?」 マルチン・ハイデガー『形而上学入門』冒頭ライプニッツ『自然と恩寵の原理』からの引用
「お尋ねのこと、大いに語るに値する物語ゆえ、まずはくわしくお話しすることにしよう。」 オウィディウス『変身譚』 高山宏「ワールド・メタファー表象批判の寓話」冒頭で引用
「人間が立ちむかうのはいつも自分が解決できる課題だけである。」 カール・マルクス
「これからの詩人が、旧来の詩法を守りつづけて創造しうる作品なんか、タカの知れたものでしかありません!」 ギョーム・アポリネール 1915年11月15日 手紙(堀口大學訳)