言葉が彼の文脈へ別の文脈から入り込み、他者の行なう解釈が浸透

「…彼は、その言葉を別の人の声から受け取って、その他者の声で満たされるのである。言葉が彼の文脈へ別の文脈から入り込み、他者の行なう解釈が浸透するのだ。彼自身の思考には、その言葉が既に棲みついている。」
ミハイル・バフチン 1984 201