哲学は常識が語るより以上のことを

「むしろそれは、哲学は認識や真理に関しての常識(生物学や歴史学等々の知識によって補われた常識であるが)が語るより以上のことを語ることはできないであろうという主張なのである。」
リチャード・ローティ野家啓一監訳)『哲学と自然の鏡』産業図書、1993 p.192