南方熊楠

「今の学者(科学者及び欧州の哲学者の一大部分)、


ただ個々のこの心、この物について論究するばかりなり、


小生はなにとぞ心と物が交わりて生ずる事


(人界の現象と見て可なり)によりて究め、


心界と物界とはいかにして相異に、


いかにして相同じきところあるかを知りたきなり。」

南方熊楠1893年12月21日付土宜法龍宛書簡)

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