2011-04-17から1日間の記事一覧

大ぼらを書けるジャンルとしてSFを書いた東浩紀

「評論の世界では ほらを吹くことは 悪。 大ぼらを書ける ジャンルとして SFを書いた」東浩紀 『クォンタム・ファミリーズ』

『B型自分の説明書』読めば読むほど。。。トホホ

「価値あるモノに 価値をつけない。 価値ないモノに 価値をつける。」Jamais Jamais『B型自分の説明書』文芸社 2007 p.30

日本の文学界は、批評家の天国

「…日本は、 或は 日本の文学界は 批評家の天国 だとも言える。」吉田健一 『横道にそれた文学論』文藝春秋新社 昭和三十七年 p.10

人の見のこしたものを見るようにせよ。宮本常一

若き宮本が故郷を出るとき親父から授けられた十ヵ条の訓戒「(10)人の見のこしたものを見るようにせよ。 その中にいつも大事なものがあるはずだ。 あせることはない。 自分のえらんだ道をしっかり歩いていくことだ。」宮本常一 『民俗学の旅』

古井由吉氏は、文章全体が不安や不安定になっている

「古井由吉氏の一連の作品は、 「日常のリズム」についていけなくなった人間の 「ずれ」を克明にすくいとっています。 私たちが「なんとなく」感じている 「ずれ」や「違和感」を文章にしています。 (略) 古井氏は 「精神の遠近法が狂っている」 という状況…

ただ生きているだけの者は死ぬことができるだけ。

「言葉は動く、 音楽は動く、 ただ時間のなかを。 だが、ただ生きているだけの者は 死ぬことができるだけ。 言葉は、語られてのち沈黙に変わる。 形によって、 型式によってはじめて言葉は、 また音楽は、静謐に達する。 まるで支那の古 が 永遠に動きながら…