2011-04-27 児童文学が子どものための文学ではなく、大人にも意味... 心理学 「変革者としての子どもは、 大人のなかに住んでいる、 とも言えるのである。 こんな風に考えてゆくと、 児童文学が子どものための文学などではなく、 大人にとっても子どもにとっても 意味ある文学であることが、 よくわかるのである。 それは透徹した 「子どもの目」 によって見た宇宙を描いているものとして、 大人たちに思いがけない真実を 開示するのである。」河合隼雄 『子どもの宇宙』岩波新書 p.38 1987