ひとびとが自分を自由な個人であると思いこんでいた

「戦争のなかでメルロ=ポンティが見出だしたことは、


歴史の与える状況のまえでは、


われわれは「自由な個人」ではなくて、


「フランス人」であったり「労働者」であったり、


相互にそれぞれの資格でしか働きかけあわない、


もっと一般的な「ひと」であるということであった。


それにもかかわらず、ひとびとが、


自分のことを「自由な個人」であると思いこんでいたことが、


戦争に進んでいく事態を後押しすることになり、


ついには戦争を不可避的にしたのである。」

船木亨
メルロ=ポンティ入門』ちくま新書 p.62 2000


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