しばしば一+一=三とか、五とか いった結論をだして

「これを逆にみると、


資料をできるだけ多くあつめたほど、


その結論がしっかりしている、


といえないこともないが、


資料と結論との関係を


そういうように考えるということは、


けっきょく結論を資料によって縛る


ということにほかならない。


一+一であるかぎり、


どうしても二という解答しか


だせないということである。


なんというきゅうくつなことであろう。


そんなことではちっ息してしまう。


そこで私はしばしば


一+一=三とか、五


とかいった結論をだしてしまうのである。


資料を無視したわけでは


けっしてない。」

今西錦司
『進化とはなにか』

Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。

【 概念・時間・言説―ヘーゲル“知の体系”改訂の試み (叢書・ウニベルシタス)
(単行本)アレクサンドル コジェーヴ (著) 】

もくじ 探し物がある方・なにか迷ったらココから
----------------------------------
【Twitterでは"@fiderio"です♪フォロー大歓迎♪】
最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】
日々入荷!!【ふぃでりお書店の本棚】
【日々の徒然なる日記 テクスト礼讃アメーバ】
ふぃでりおりすとまにあ by Amazon
♪いま聴いている曲はコレ♪【おすすめCD】
引用【quotation】について知りたい方はコチラ
文献・雑誌論文の検索はここからはじめようページ
読んだ本を記録してます【web本棚】
----------------------------------
→ いまこの瞬間の本のランキングはAmazonで!

つぶやきログ→banner