デカルトは自分の分析への好みを肯定する。

デカルト哲学は


明晰・判明な観念の


ある種の充実を基礎としている。


この充実は


デカルトの方法を基礎づけているが、


他方


それはこの方法そのものの


適用によって証明される。


デカルト


自分の分析への好みを肯定する。


重要なテキストにおいて


彼は、分析的方法が


「結果がいかに原因に依存するか」


をわれわれに分からせる


長所をもっている、


と主張している。」

ジル・ドゥルーズ(工藤喜作・小柴康子・小谷晴勇訳)
スピノザと表現の問題』法政大学出版局 p.157 1991

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