生産者としての《精神》の歴史

「文学の歴史とは、個々の作家たちの偶発的な作品や出来事の寄せ集めであってはならない。それは、文学の生産者としての《精神》の歴史でなくてはならない」
ポール・ヴァレリー

ボルヘス「コウルリッジの花」はこのヴァレリーの引用から始まる。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『異端審問』1982 晶文社