題目、最初の出だし、最終行のかなたに、

「題目、最初の出だし、最終行のかなたに、またその内部構成やその自立的形体を越えて、他の本、他のテクスト、他の文章を参照するシステムの中で、それは捉えられる:それは、ネットワークの節(ノード)である‥‥。本は、自由になる客体ではない‥‥。その個体(unity)は可変で相対的である。」
ミシェル・フーコー1974,23