2006-12-28 中上健次 中上健次 「……言葉を書くという行為はいつも、 絶えず、その小説家に様々な問を発する。 その問に答え切って再度、筆を執っているわけではない 問があまりにも切実で、だから、問そのものを書きつける事もあれば、 問の重さを支え切れず、問に圧し潰されて流れだした 精神の液のようなものをインクにして、言葉を書く事もある。」中上健次 『熊野集』あとがき「問という大岩」 クリックをひとつ♪