想像力は歴史家にとって危険である。なぜなら、

「しかし、想像力は歴史家にとって危険である。なぜなら、彼は、彼が想像したものがまさに真相であったこと、そしてそれが、詩人や小説家の活動の特質を特徴づけるために使われる意味で、彼の『想像力』の所産ではないことを、知ることができないからである。」

ヘイドン・ホワイト

ガヤトリ・C・スピヴァック(鈴木聡、大野雅子、鵜飼信光、片岡信訳)が「解釈と政治学」で否定的に引用
『文化としての他者』紀伊國屋書店、1990 p.69-70