プラトンが言葉を書いたときが、冊子体の本ができた頃

プラトンが言葉を文字に書いたときが、


冊子体の本ができかかった頃です。


そしてジャック・デリダがそのプラトン


音声中心主義者として批判するのが、


電子メディアが登場し、


「本」が書物の突端の位置を揺るがせられる、


ここ数十年のことなのです。」

加藤典洋編集『読書は変わったか?』はじめに p.7-8 トランスアート 2002