口に出すか出さないかは、自分で決められます。

「悔しさは胸にしまっておきます、


そうしないと、


次も失敗する可能性が高くなってしまうからです。


コントロールできない過去よりも、


変えていける未来にかけます。


そう思っていなければ、


失敗とはつき合っていけません。


(中略)


腹が立ったり、


不満が出てきたりするのは、


仕方がありません。


思ってしまうのだから、


自分にも止められない。


でも、


口に出すか出さないかは、


自分で決められます。


そこに一線を画した方が、


自分をコントロールできるような気がします」

松井秀喜
『不動心』新潮社