僕はS博士さえ承知してくれれば、見舞いにいってやりたいのですがね……。

◆◇芥川龍之介の他の小説の 末尾むすびはココ◆◇

「けれども僕はこの詩人のように


厭世的ではありません。


河童たちの時々来てくれる限りは、


――ああ、このことは忘れていました。


あなたは僕の友だちだった裁判官のペップを覚えているでしょう。


あの河童は職を失った後、ほんとうに発狂してしまいました。


なんでも今は河童の国の精神病院にいるということです。


僕はS博士さえ承知してくれれば、


見舞いにいってやりたいのですがね……。」

芥川龍之介
『河童』末尾 むすび

『河童・或る阿呆の一生旺文社文庫、旺文社 1966

Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。

岩波ベストテン:岩波書店のランキング

みすず書房復刊情報

角川学芸WEBマガジン 筑摩書房ツイッター@chikumashobo)

新潮文庫

web集英社文庫

平凡社

もくじ 探し物がある方・なにか迷ったらココから
----------------------------------
【Twitterでは"@fiderio"です♪フォロー大歓迎♪】最安値でセンスの光る古書【ふぃでりお書店】
日々入荷!!【ふぃでりお古書の本棚】
【アメーバブログでテクスト礼讃】
ふぃでりおAmazonリストマニア by Amazon
♪いま聴いている曲はコレ♪【おすすめCD】
引用【quotation】について知りたい方はコチラ
文献・雑誌論文の検索はここからはじめようページ
読んだ本を記録してます【web本棚】
----------------------------------
→ いまこの瞬間の本のランキングはAmazonで!

つぶやきログ→banner