『資本論』を経済学の書としてしか見なしていない

「経済学部の学生として


資本論』を精密に読んだため、


私は、


ルカーチから


アルチュセールにいたる


マルクス主義哲学者が、


事実上それを読んでおらず、


ただ


それを彼らの哲学的関心に


還元しているだけだ


ということに不満であった。


と同時に、


経済学者が『資本論』を


たんに経済学の書としてしか


見なしていないことにも


不満であった。


私は、


この「批判」が、


資本主義や古典経済学の批判


などというよりも、


資本の欲動と限界を明らかにするものであり、


さらに、


その根底に、


人間の交換という行為に


不可避的につきまとう


困難を見いだすものだということを、


徐々に認識しはじめた。」

柄谷行人ほか
『NAM生成』太田出版 p.15 2001

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