職場が嫌になって、別の仕事に逃げたくなっても、

「また、職場が嫌になって、別の仕事に逃げたくなっても、やはりとどまるべきだと思います。仏教の原則からいえば、職場から逃げたくなるのは、誰のせいでもなく、あなた自身が原因だからです。自業自得ということです。自分のつくった業は自分で精算しなければなりません。来世に引きずって行くことなど愚の骨頂だと思うのです。ですから仏教の生き方というのは、じっと耐えることです。それが仏教の基本的な生き方なのです。」

ひろさちや法華経で生まれ変わる』学研M文庫 平成12年 p.87