〔立ち居合の部〕十本目「四方切り」

「(十)十本目


「四方切り」


[要義]


前進中、四方の敵の殺気を感じ、


機先を制して


まず刀を抜こうとする


右斜め前の敵の右こぶしに「柄当て」し、


つぎに左斜め後ろの敵の「水月」を突き刺し、


さらに右斜め前の敵、


続いて右斜め後ろの敵、


そして左斜め前の敵を


それぞれ真っ向から


切り下ろして勝つ。」

財団法人全日本剣道連盟
全日本剣道連盟居合(解説)」
p.27