言語とは、引用のシステムにほかなりません。

「「人間はおのれの生の主人であり、


また、


おのれの死の主人にもなります」


「それはなにかの引用ですか?」


「たしかに。


もはや、われわれには引用しかないのです。


言語とは、


引用のシステムにほかなりません。」」

ホルヘ・ルイス・ボルヘス『砂の本』(篠田一士訳)1995 pp.106-107

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