「批評」という言葉は、明治十四年

「初出用例主義にこだわるつもりはないが


「批評」という言葉は、


明治十四年(一八八一)、


井上哲次郎の監修にかかる『哲学字彙』が


「クリティシズム」の訳語として定着させたと見てよいようである。」


野口武彦「煩悶、高揚、そして悲哀」冒頭

柄谷行人編『近代日本の批評?明治・大正篇』