哲学者たるもの、運命に訴えることも、科学的没人格性の諸権利に訴えることもできない

「ヒュームは一七一一年にエディンバラに生まれ、一七七六年に没した。偉大な哲学者の人生はつねに幾分かは、この哲学者が人生について抱いていた考えそのものであるように思われる。少なくとも表面的には、哲学者たちは、詩人たちや学者たちより以上に自分自身の人生に大きな責任を有している。哲学者たるもの、運命に訴えることも、科学的没人格性の諸権利に訴えることもできないのだから。」
ジル・ドゥルーズアンドレ・クレソン(合田正人訳)『ヒューム』ちくま学芸文庫 2000 冒頭

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