江戸は、同時代のロンドンよりも大きな都市

「文化文政の頃(十九世紀前半)の江戸は、同時代のロンドンよりも大きな都市でした。大きな都市では、当然食生活や衣料も洗練されます。そして、浮世草子俳諧、落語、人形浄瑠璃、浮世絵、陶芸、染物、さまざまな文化が花開きました。」
福田和也『日本の近代(上)』新潮新書 2008 p.14