ケージ『作曲家の告白』

『絶え間ない沈黙の曲を書き、それをミューザック株式会社に売るのだ。その曲は4分半の長さ -- それがレコード音楽の標準の長さだからだ -- にして、曲名は「沈黙の奏者」にする。曲は、花の色や形や香りと同じくらい魅力的に作るつもりのアイデアとともに始まる。終わりは感知できないくらい徐々に近づくのだ。』
(Pritchett, James (1993). The Music of John Cage. Cambridge University Press. p.59)
ケージは『作曲家の告白』(1948年)