論文

論文PDFまとめ(仮)

論文PDFを拾ってきた。少しづつまとめてみる。古永真一「ジョルジュ・バタイユにおけるコミュニカシオンとしての詩」「間テクスト性と偶察」「RPGの間テクスト的性質に関する考察」「ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』―ハイパーテクスト論考」「…

機械的に反復される文法パターンにすべてを負う

「…言語とは、高度に特殊化された個人的創意・発明の産物とみなされている比喩の場合も含め、機械的に反復される文法パターンにすべてを負うものである、とド・マンは主張するに至るのである。」 土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む(1)」 千葉大学人…

機械的に反復される文法パターンにすべてを負う

「…言語とは、高度に特殊化された個人的創意・発明の産物とみなされている比喩の場合も含め、機械的に反復される文法パターンにすべてを負うものである、とド・マンは主張するに至るのである。」 土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む(1)」 千葉大学人…

われわれはともすると比喩的な読み方を字義的な読み方に優先させ、

「われわれはともすると比喩的な読み方を字義的な読み方に優先させ、後者を「極めて単純な読解者」(p.9)によるしぐさとみなしがちだが、それは明らかに誤っている。」 土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む(1)」 千葉大学人文研究第33号p.281

…構造主義とポスト構造主義は決して截然と区別されるものではなく、

「…構造主義とポスト構造主義は決して截然と区別されるものではなく、後者はそのもっとも本質的な部分において前者の問題意識を根強く受け継いでいる。それは一言で言うなら、言語記号(signe)と言語外的な指示対象(referent)との乖離という意識」 土田知則「…

70年代末は文学批評史のなかでも極めてドラスティック

「70年代末という時代は文学批評史の流れのなかでも極めてドラスティックな転換期の一つにあたると考えてよいだろう。」 土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む(1)」 千葉大学人文研究第33号 p.271

彼自身はほとんど興味を示してはいない。

「実を言えば、彼(ド・マン)自身は内在的批評対外在的批評といった、この先もおそらく永遠に反復されるであろう議論にも、また両者の和解にもほとんど興味を示してはいない。」 土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む(1)」 千葉大学人文研究第33号p.273

テクスト中心主義者と捉えられがちなド・マン

「…誰よりもラディカルなテクスト中心主義者と捉えられがちなド・マンの関心が、内在的批評陣営と外在的批評陣営との対立というニ項的な議論反復とは明らかに別の位相にあるにあることを示唆している。」 土田知則「『読むことのアレゴリー』を読む(1)」 千…

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橋本康二のホームページPDF 「真理表の哲学 ——意味と真理と論理に関するラッセル的、ウィトゲンシュタイン的、ラムジー的考察——」