ジャック・ラカン

象徴は、何よりもまず、心的対象の殺害としてあらわれ

「このように、象徴は、 何よりもまず、 心的対象の殺害 としてあらわれ、 この死は、 主体の中で、 その欲望の永遠化を構成する。 人類の遺蹟と認められる 最初の象徴は墓所であり、 人間が歴史上にあらわれてくる あらゆる関係において、 死の代理者が 認…

われなきところでわれ思う、

「われなきところで われ思う、 ゆえに、 われ 思わぬところに われあり。」ジャック・ラカン 「精神病の治療をめぐる二、三の問題」『エクリ』Amazon最安値でセンスの光る古本屋【ふぃでりお書店】を出店中です。【 概念・時間・言説―ヘーゲル“知の体系”改…

ラカンのテーゼは、ヘーゲルの「精神医学」から解明される。

「ラカンのテーゼは、 彼がはっきりと引用している ヘーゲルの「精神医学」から解明される。 ヘーゲルとは攻撃性に対して、 存在論的な、 そして、それゆえに、 最も深い次元を認める人 であったということである。」長命俊子『文学(リズム)の精神分析とパラ…