2010-12-18から1日間の記事一覧

大和民族が思想の発表及び理解の用具として使用し

「我々が 国語と認めるものは 日本帝国の中堅たる 大和民族が 思想の発表及び理解の用具として 古来使用し来り、 又現に使用しつつあり、 将来も之によつて 進むべき言語 をいふのである。」山田孝雄 「国語とは何ぞや」

柳田その人と心中でもしようとしているのか

「民俗学はいったい、 「ひとつの日本」の 幻影を抱いて、 柳田その人と 心中でも しようとしているのか」赤坂憲雄 「日本像の転換をもとめてー方法としての「いくつもの日本」へ」 『日本を問いなおす(いくつもの日本1)』岩波新書 2002

古人はいかにして次から次へ承け継がせようとしたか

「私が説いてみたい と思っていたのは、 国語を護りはぐくみ、 養い育てる働きを、 古人はいかにして 次から次へ 承け継がせようとしていたか という点である。」柳田國男 『方言覚書』

ボクシングにラッキーパンチはない!!宮田父より

「ボクシングに ラッキーパンチはない!! 結果的に 偶然当たったパンチにせよ、 それは練習で 何百何千と振った拳だ。 その拳は生きているのだ」 森川ジョージ 『はじめの一歩』 宮田の父

だれが話そうとかまわないではないか。

「だれが話そうと かまわないではないか、 だれかが話したのだ、 だれが話そうと かまわないではないか。」 サミュエル・ベケット この文章にエクリチュールの根本的な倫理原則がある、とフーコーは言った。

あんたには立派な足がついてるじゃないか

「あきらめたらそこで試合終了だよ」 井上 雄彦 『スラムダンク』 安西監督が三井にかけた言葉 「戦場でおびえたことを、恥じることは決してない、、、恥ずべきは、人間の尊厳を根こそぎ奪い取る、戦争や社会体制なのだ」 浦沢 直樹 『パイナップルARMY』 ジ…

うつぶせに横たわっていた。死んでいた。安部公房

「客が来ていた。 そろえた両足を ドアのほうに向けて、 うつぶせに横たわっていた。 死んでいた。」安部公房 『無関係な死』 冒頭書き出し