文学者の想像力は、いかに貧困かということがわかり

「…文学者の想像力というのは、生きた現実に比して、いかに貧困かということがわかり、どうして、ああいうつまらないものに、あれだけ熱中したんだろうと逆に思いはじめたわけです。」

立花隆
「2私の読書論 <人類の知の総体>への挑戦」
『ぼくはこんな本を読んできた』文春文庫 1999 p.47