2011-04-12 たまたま一緒の部屋にいて二人ともだらしなかったから まとめ 「キミのことは好きだと思っていたし、 今でもすきだけれど、 セックスしたのはたまたま一緒の部屋にいて、 二人ともだらしなかったからだ。 それ以上のことはどうでもよかった。 もちろん人に対してどうでもいいなんて言うのはとんでもなく失礼なことだけれど、 どうでもいいって言ったら、 この世の中本当に何もかもどうでもいいわけで、 それがキミの思想そのものでもあった。」絲山秋子『ニート』