子どもを寝かしつけている。自分には仕事があって

「子どもを寝かしつけているとしましょう。


そのとき自分にやり残した仕事があって、


子どもに早く寝て欲しいと思っていたとします。


すると子どもが寝つかないとイライラして、


「早く寝なさい!」とか


「おまえはどうして寝ないの!」などと


声を荒げてしまいます。


でも、


自分も寝てしまおうと思っているときは、


子どもが寝なくても気になりません。


ゆったりと話しかけることもできます。


子どもが寝ないという状態は同じなのに、


自分の気持ちによって、


受け取り方が変わり、


態度も違ってしまいます。」

嶋津良智
『怒らない技術』フォレスト出版 2010 p.68

価値観の違いを受け入れる。自分のやり方に合わないからイライラしている。