言語インペリアリズム(帝国主義)がはびこりました

「現代哲学が


それまでの時代の哲学に対して


際だっているのは、


言語・他者・身体を


扱うところにあると


よく言われます。


いっとき言語主義と言われるものが流行り、


言語を介して


すべてのものが理解されるのだから、


世界の構造が理解されるためには


言語の構造が分析されなければならない


という言語インペリアリズム(帝国主義


がはびこりました。」

星敏雄
『意味と身体 ハイデッガーフッサール、そしてメルロ=ポンティ』弘文堂 平成8年 冒頭書き出し