エリオットが猫好きだったのは一読すれば了解できます

「詩集『キャッツ』は、


ご覧のように十五篇の詩から


成り立っています。


一篇一篇の詩には、


きわめて個性豊かな猫たちが登場し、


それぞれのドラマを展開しています。


ニコラス・ベントリーの挿画も、


それぞれの詩の持ち味を生かし、


詩を引き立てています。


エリオットが、


大変猫好きだったのは


一読すれば了解できますが、


猫の仕草や性格


(その内面性、神秘性、獣性)


が実に生き生きと


的確にとらえられています。」

池田雅之「訳者あとがき」T.S.エリオット『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』ちくま文庫 1995 p.122-123

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