2009-06-14 「最後に天皇陛下万歳を三唱しましょう」「私は止める」 まとめ 「翌十九日、 北一輝と西田税は、 青年将校らと同じく銃殺刑に処せられた。 すでに支那事変はエスカレートし、 日本軍は南京方面に向かう作戦を計画していた。 処刑前に 横に並んだ西田税が、 「最後に天皇陛下万歳を三唱しましょう」 といったが、 北は、 「私は止める」 といい銃弾を受けて、 五十五歳の生涯を終わった。 戒名は 「経国院大光一輝居士」 である。」豊田穣 『革命家 北一輝』講談社文庫 1996「第六章五・一五事件勃発!」末尾 p.545